東京理科大学 理工学部 応用生物科学科 4年
南さやか
◆普段の学生生活ではどんなことをしていますか?
大学4年生で理系の専攻なので研究室に所属しています。なので、卒業に向けた研究として植物の細胞に関する研究をしています。具体的に言うと、顕微鏡を用いてシロイヌナズナの葉の表面にあるトライコームという突起状細胞の観察、解析に取り組んでいます。
全体的に真面目な人が多いですが、自由度が高く賑やかな環境で、身の上話や少しふざけた話も教授と学生とで語り合いながら、日々全力で研究に取り組んでいます。
美術館や神社も好きで、休みの日には1人でぶらりと街に出歩いたりもしてます。
◆メンターをやりたいなと思ったきっかけは何ですか?
私がメンターをやりたいと思ったきっかけは、大きく分けて2つあります。正直に言うと、未来の受講生のためということももちろんありますが、自分の成長のためにと考えていた部分も大きいです。
1つ目は、講座を最後までやりきり、成長するため。英語プレゼンテーション講座を受けていましたが、納得のいくところまでやりきる事が出来ませんでした。プレゼンを妥協、自分と向き合うことを途中で投げ出す、そして最終プレゼンの選考前にも逃げて、最後まで磨きあげることができませんでした。
そんな自分から成長するために、やらなければいけない、逃げられない環境でメンターに取り組み、今度こそ本当のコミュニケーション能力や英語力、リーダーシップ力をつけたいと思いました。
2つ目、これも大きな目的の1つです。チームをもって、大切な事を伝えられるようになりたい。大学1年生の時、某予備校のスタッフをしていましたが生徒の気持ちを考えて接する事が出来ませんでした。今度こそ、メンターとして受講生の立場に立てるようになりたいと感じたからです。
◆メンターとして普段どんなことをしていますか?
日々のto doを朝9時までに投稿することは絶対に忘れないようにしています。メンターとしてみんなを率先できるようにと心がけています。また、LINEで担当の受講生をどうモチベート出来るかを考えています。普段、LINEを使って他の人に指示を出したり、自分の意見を伝えることがそう多くはないのですが、試行錯誤しながら取り組んでいます。
◆メンターを通して、成長したなと思うことはどんなところですか?
正直、周りの成長ばかりが見えてしまって、成長したと感じるより焦りの方が大きいです。
しかし、受講生が活発に発言する事、プレゼンをする姿にとても喜びを感じています。親心の芽生えのようなものでしょうか。まだまだ、こんなところで満足してたら、と思われてしまいそうですが満足はしていません。メンターとして力になれる事やっていきたいと思います。
また、焦りを感じると今までは放棄、逃げてしまいがちでしたが、自分が一歩前に出れば成長できると、目の前の課題をこなしていけるようになりつつあります。まだ逃げがちですが、相談することと、弱い部分を見せる事を出来るようになったと思います。
◆今後の目標を教えてください!
自分らしさを見つけることです。環境や状況が困難、好ましくない時にも、乱れず、自分の個性を活かした貢献をチームに還元できる人になる。私は他人に、それ以上に自分の心に左右されやすいです。でも、そんな時に自分らしさを見つけていれば、冷静になれるのではないかと思っています。
南さんがメンターをしている英語プレゼンテーション講座はこちら!
ライター:達也