自己分析を始めるとものすごいドツボにはまってしまう就活生を見かけることが多いです。
今日は、そんなドツボにはまってしまう就活生の3つの特徴について挙げていきます。
①ひたすら1人で自己分析をやろうとする
『誰がなんと言おうと、自分のことは自分で分かってる!』
・・・なんていう方は要注意。
このタイプの人は『自分の思う自分』と『相手から見られた自分』のギャップに気づかずに面接に向かってしまいがちです。
自分では明るい性格だと思ってるのに、周囲からは引っ込み思案だよねと言われるならば、
そういう認識を持たれていることを認識しましょう。
「いや、そんなことはない」と自分のプライドを高くしてしまうのは非常に危険です。
確かに自分の過去は自分しか分かりませんが、今のあなたがどう見られているかが就活の面接では大事なので、
きちんと自分と認めてあげないと、「どうして自分の良さが相手に伝わらないんだ…」とドツボにはまってしまいます。
②みんなの憧れに自分を無理やり合わせる
「広告業界に入ったらなんかかっこいいから、大手はとりあえず安泰だから…」
それ、あなたのモノサシできちんと測っていますか?
周りばかり気にして、自分の価値基準を無視していませんか?
憧れの企業が「今回は冷静なコンサルタント気質な人を採りたいな」と言っているのに、
本当は盛り上げ気質の営業職のような人が、無理やり冷静さを装って面接に向かっても見抜かれてしまいます。
もし仮にそれで面接を乗り越えられたとしても、入社後に自分の価値観と会社の価値観のギャップに苦しめられるでしょう。
相手に合わせず、自分に合った業種・職種を自己分析からきちんと導き出して、
ミスマッチを防がないと悲しい未来があなたを待っています。
③自己PRが無さすぎて小さいエピソードを盛る
すごいエピソードを言わなきゃ、、!と焦って、本当は無かった事実を捏造してしまう就活生が増えています。
学生団体やサークル、バイトなど様々な場面を切り出して自己PRを作成すると思いますが、
自分の「伝えたい良さ」に関して無理やりスケールを大きくして話してしまうと、面接途中で細かい質問をされた時にボロが出てしまいます。
とっさについた嘘の設定を次の面接までに自分が忘れてしまい、次回時にその嘘がバレ、
お祈りされてしまった人も実際にいますので、注意してください。
自己PRは自分の本当の過去の経験から「自分らしさ」を抽出してあげる作業です。
自分にとっても相手の企業にとっても最終的には良くないので、悩んで切羽詰まっても「背伸び」だけはやめましょう。
ライター:達也